青森のローカルタレント、
伊奈かっぺい氏の話しである。
いきつけの飲食店でラーメンを注文すると、運ばれてくるラーメンのスープにいつも親指が入っている店長なのだという。
見かねて、
「いつもスープに指が入ってるね」
と伊奈かっぺい氏が言うも、
「いやぁすみません、指先が冷えるもんで・・・(笑)」
「そんなに冷えるんだったら、ケツの穴にでも入れときなよ(笑)!」
すると店長、
「ええ、さっきまで入れてました」
ここでかっぺい氏がラーメンを吐き出す、というオチである。
実際はこの小話は全津軽弁で語られるから、さらに面白みを増している。
青森にそんなラーメン屋が存在するかは別として、飲食店でのクレームは日常茶飯事かもしれない。
「さっきまで肛門に突っ込んでいた指をラーメンのスープに入れました。申し訳ございませんでした」
と、店側から謝罪されても笑うしかないけど・・・
昨日は寒かったから居酒屋でモツ煮を頼んだ。しかしとてもぬるめだったのだ。
オレは結構猫舌なのだが、さすがにモツ煮は熱々が良かったなあと思った。
オレの場合そういう時はタイミングや運が悪かったのだと、自己処理で済ますようにしている。
そんな事でムカつくなんて器が狭いし、それに安いチェーン店の居酒屋で数百円ちょっとの品に怒るなんて安っぽい。そんな事で熱くなるより、もっと違うものにエネルギーを使った方がよい。
これが高級店で、一品数千円のモツ煮がぬるめだったらさすがに言うかもしれないけど。
「すみません、ほんと申し訳ないんですけど、これチンしてもらえますか」
と、ちょっといやみっぽくなるとは思う。