雑誌内の広告でよく掲載されていた、モザイク除去機。あれってほんとに効果あるのかなと、いつも思っていた。
モザイクを除去したい対象はあれしかないと思うから、男のスケベ心に付け入るまがいものは多く出回っていないだろうか。
一時期この除去器が欲しかったが高値で無理だった。そんな時期は、薄目にして見るといいとか、こぶしの間から筒のようにのぞくといいとか、両手の平を目の前で高速に交差させて見るといいとか、涙ぐましい努力があった。
「モザイクが薄すぎる」
という犯罪理由で、ビデオ倫理協会の人と、DVD製作会社の社長らが逮捕されたらしい。
Excite エキサイト : 社会ニュース
一体誰が迷惑したのだろう、たかがモザイクが薄いってだけで。
薄いモザイクのエロビデオを成人未満の少年が見てしまった場合に、親が迷惑するということかな?もし万が一目に入ってしまっても、モザイクが濃くて丸見えじゃないからよかった~って、そういうことだろうか。
それとも出演する女優的に、モザイクが薄いと恥ずかしいとでもいうのか。
警察も職務を全うしつつも、心の中ではモザイクが濃いよりは薄い方を好んでいる。立場上顔には出せないが、100%薄い方がいいだろう。いや、否定はしないで下さい。それが生殖機能充分の健康男児であり、むしろ喜ばしい事なんですから。
今回のモザイクうすうす罪は、なんていうか、馬鹿正直な法の徹底というか。
なにかに例えると・・・そうだな、例えば若乃花がお客さんを喜ばせたい一心で、相手の力士を豪快に投げ飛ばしたとする。それが下で見ていた客の一人に当たり、その人はケガをしてしまった。それに対する若乃花の過失を追求するようなものではないだろうか。「力士投げ飛ばし過失致傷罪」みたいな。
法律だから、その遵守が使命ですから、という理由で、けがをしたお客も若乃花を許したのに、見ていた観客も大いに喜んだのに、法の下(もと)、行使されるのだ。
モザイクなしのH画像をネットで簡単に見られるご時世に、モザイク処理をかけたエロビデオなんて今や無意味に思う。濃いも薄いもそんなに状況は変わらない。
モザイクの濃さを逐一チェックしている暇を利用して、エロビデオが目に触れてはいけないとされる人の手元に渡らないような、そんな活動をするのが先決では。それが徹底されれば、モザイクの濃い薄いなど関係なくなる。
インターネットのフィルタリング強化義務付けを徹底するとか、タバコ購入時のように身分証の提示を求めるなどもよいでしょう。
モザイクが薄くなって困るのは、モザイク除去器を売って生計を立てている業者だけと言っても、今や過言ではない!
【雑貨屋エルム】◆4490円◆ビデオ編機◆
DVD対応編集機 ◆OLYMPIA DV-8800DX