中学二年のあたりは、自分が何者なのかも分からず進むべき道も分からず混沌としていた。色々な感情が入り乱れていたと思う。
学校は究極につまらなかったし、唯一癒されるはずの家にあっては、親がいやでしょうがなかった。
しかし、親のなにがいやでこんな気持ちになるのかが分からなかった。親をいやに思う自分がいやになったりもして、一人悶々としていた。
理由なき反抗を繰り返しつつ、どうして親への反抗的な感情がこうも泉のように沸きあがってくるのか分からなくて自問し、苦しくなる自分がいた。自己嫌悪に陥った。
しかしこの症状はどうやら自分だけではなかったようだ。中二病というらしい。症状一覧を見付けたのでそのまま貼り付けてみる。
該当するものが結構あって、中二の頃を思い出し自嘲した・・・アナタにも当てはまるものがあるのでは?
【中二病症例】
●「因数分解が何の役に立つんだよ」
●「大人は汚い」
●本当の親友探しを始めたりする。
●母親に対して激昂して「プライバシーを尊重してくれ」。
●食事を終えた後、何の目的も持たずに夜中に外を徘徊する。
●急に洋服のトータルバランスはそのままなのにジェルを使い出す。
●「ジャンプなんてもう卒業じゃん?」と言ってヤングジャンプに軟着陸する。
●エロビデオを持っていることに対するすごい自慢。
●急にラーメンの美味い・美味くないを言い出す。
●手淫の不思議なバリエーションに凝り出す。
●乳首が星で隠れているような表現など、微妙なエロに反応し易い。
●母親に対し「ババア」とか「そこの人」等と呼ぶ。女子の場合は父親に対し「あの人」と呼ぶ。
●本当の仲間を捜そうとする。真の友達について考えたりする。
●コーヒーに砂糖を入れることが恥ずかしく思えたりする。
●捜し物はカバンの中にも机の中にも無いと絶望する。
●脱スポーツ刈り宣言をするも、したい髪型は特に無い為、ある日突然前髪だけを別け始める。
●クラスメイトに対して「金払えばやらせてくれるらしいぜ」
●売れたバンドを「売れる前から知っている」とムキになる。
●洋楽を聞き始める。
●母親が何か言おうとしようものなら、その声にかぶるように「わかったよ!!」と言って聞かない。
●土曜日の朝、母親に「昼飯いらないから金置いといて。」
●自動販売機などで量が少ないコーヒーなどを買い始める。
●BOYS BE…的な妄想をする。
●一番好きな子に対しては手淫の対象にしないなどと言い出す。
●口癖が「サラリーマンにだけはなりたくねーよなぁ」
●「サラリーマン→歯車」、「警察→権力の犬」、「学校→ダメ人間工場」などと呼ぶ。
●卒業式に対して「何を卒業するのだろう」
●免許も無いのにオートバイや自動車の購入・改造計画を立てたり、専門雑誌を買う。
●社会の勉強をある程度して歴史に詳しくなると「アメリカって汚いよな」と急に言い出す。
●アイドルの写真を見ながら「妹にしたいベスト10」などオリジナルランキングを作るのが好き。
●煙草を吸わないのにジッポーライターを持つ。
●盗んだバイクで走り出したくなるが、実際にはやらない。
●やればできると思っている。
●風呂で陰毛を見て剃りたくなる。
●一人旅のことを考えるが、行かない。
●曲も作れない癖に作詞をしだす。
●授業中、教師から「出て行け!」と言われ「出て行くよ!」と返すも、行く所が無い。
●行き場の無い性欲を筋肉トレーニングに費やす。
●自分の家族を他人に見られたくない。
●コンビニ店員の接客態度など、サービス業に厳しくなる。
●ギャンブルに興味を持ち、競馬の予想屋などを気取り始めるが、馬券は買わない(買えない)。
●環境問題に積極的になり、即絶望する。
●ブリーフを格好悪いと思い、トランクスを着用する。
●ドラゴンクエストやファイナルファンタジーにハマり、ゲームプログラマーを目指すが、考えられる事は続編のちょっとしたイベントのストーリーや新しいアイテムだけ。
●サングラスを買う。
●母親に「どこ行くの?」と聞かれて、「外」
●やたらバンドを組みたがるが、組まない。
●ちょっとしたウケ狙いのキーホルダーを買いたくなる。
●自分のクラスの女子は全員やっているという被害妄想にかられる。
●赤川次郎あたりを読んで自分は読書家だと思い込む。
●やたら低音を強調して音楽を聴く。
●林間学校に来てまで煙草を吸う。
●プラモデルやプロ野球カードなどこれまで自分がコレクションしていた物が物凄く幼稚に見えるようになり、急に処分する。
●風呂場で髪を洗っている時、とりあえずリーゼントになった自分を見てみる。
●「僕は僕で誰かじゃない」と言い出す。
●ドリンクバーで色々なドリンクを調合する。
●高校に入れば彼女の一人、二人できると思っている。
●プロに対して評価が辛い。
●「ドキュメンタリー=ヤラセ」、「バラエティ=くだらない」、「ニュース番組=垂れ流し」と考えているが、テレビは決して消さない。
【その他の症例】
中二病以外にも、以下の症例があるという。
小四病
●好きな子や好きなアイドルの名字を自分の名字に置き換えてニヤニヤする。
●黒板消しクリーナーの電源のON/OFFを繰り返し、オートバイのエンジン音を更かしている疑似音を楽しむ。
●プリンを皿に移したがる。
小三病
●答えが二通りあるなぞなぞを友人に出してからかう。
小二病
●普通の消しゴムでねりけしを作りたくなる。
●下校中、「この石家まで蹴り通せたら俺不老不死」などということを考える。