映画、
ゾンビ3Dの封切が今からとても楽しみだ。スクリーンから飛び出すゾンビ!絶対ドキっとしちゃうでしょう。
小学校の時に観たゾンビ映画、『死霊のはらわた』はとてもショッキングな映画だった。お陰でゾンビ大好きになってしまった。
ホラー映画全般が大好きだが、ゾンビものが特に好きだ。しかしゾンビものや死霊の○○系ものは当たりはずれが多い。
ゾンビものなら死霊のはらわた・死霊のしたたり・バタリアン・28日後・ペットセメタリー・バイオハザードだけがお勧めだ。簡単に説明を付けておきます。
【死霊のはらわた】
ゾンビシリーズの走りでもあるが、後にも先にも似たようなゾンビものは出ていないように思う。理由はその密室性と友情だ。
通常のゾンビ映画は、ゾンビうじゃうじゃ、殺せ殺せ!バカ野郎、頭を撃たなきゃ死なねえよ!あ、お前噛まれただろう!?「うぎゃぁ~」(ゾンビ化した仲間に食われた断末魔の叫び)が基本であり、デパート内とか、隔離された敷地内とか墓場とかで繰り広げられる。
死霊のはらわたは、貸し別荘にバカンスに来た大学生グループ5人だけで、そしてその別荘の室内で繰り広げられる惨劇なのだ。
「死者の書」により蘇った悪霊が憑依してゾンビ化という点も他にはないのでは?
大抵のゾンビ映画は、化学化合物や未知の病原菌による感染でのゾンビ化だから。「死霊のはらわた」はブードゥー教の要素が加味されていると思われる。
他のゾンビ映画では、うじゃうじゃ迫り来るゾンビを撃退するのに何の躊躇もない。
しかし本作は、仲間が異形と化してしまったそれを斧で粉々に破壊するためらいとか、
「私を殺すの?」
との懇願に心乱され、そしてそれがフェイクだと知った時の絶望感などが見所に思う。
ラストシーンの爆発オチは賛否両論ありますが・・・
友人で自称映画評論家は、最後に生き残った主人公は、自分が乗ってきた車にひかれて死ぬのだと主張していた。
サイドブレーキの掛け忘れで坂を下ってきた車にひかれるオチだというのだ。
皆さんはどう思いますか?
そんな事故で死ぬよりかは、命を張って恋人を守るシーンで死なせてあげたかった。合掌。
※爆発オチ→収集がつかなくなって強引に終わらせるさま。
ドリフのオチが露骨だ。ほんとに爆発するんだもん。
閉塞感がすげーよな、9:00~あたりからカオス過ぎる。トラウマ必至。
【死霊のしたたり】
死者を生き返らせる新薬を試すも、生き返った死人は凶暴化しているという、なんとなく現実にもありそうでなさそうな映画。
近未来への警告か、はたまた神の領域を侵すなという戒めか。オチが良かったと記憶する。
【バタリアン】
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【28日後...】
走るゾンビ!しかも速い!ストーリー性もあっていい感じ。
【ペットセメタリー】
死人を埋めると生き返る禁断のスポット。
だが生き返るも生前のように元通りとはいかず、やはり凶暴化してしまうのだ。死霊のしたたりと似ている。
事故死した娘のネコを、娘思いの父親がこっそりそこへ埋める。すると生き返り家に戻ってくる。しかし凶暴ネコに・・・
お次は2歳くらいの息子が交通事故で死ぬ。失意の父親は息子の墓を掘り返して、ネコ同様に埋める。すると生き返り戻ってくるのだが、必然的にスプラッター息子になっているのだ。
ベッドの下に隠れた息子が、医療用メスでアキレス腱を切りつけるシーンが怖ろしい。
息子を退治するも母親(妻)が死んでしまう。よせばいいのに父親は、死んだ妻をもその禁断のスポットに埋め、蘇ったあと期待通り殺されるという分かりやすいオチだ。
家族愛とゾンビ化の間に揺れ動く心情を、上手く映画に融合出来ていると思う。
【バイオハザード】
有名すぎて説明不要だと思う。
昨日バイオハザード3を観てきたが、テーマが壮大になりすぎて少々抵抗を感じた。
突然変異で人間がサイコキネシスを操れるようになれたり、腕が寄生獣のミギーのように伸びたりするのはちょっとうそ臭いと思った。
ゾンビものの映画は、もしかしたらあり得そうなストーリーじゃないと感情移入できないんだよなあ。
そして一番がっかりしたのは、エンドロールに流れた日本オリジナルの挿入歌だ。歌手は倖田來未。
ゾンビ映画には絶対ヘヴィメタルでしょう!!
日本の配給元が、メタルはダサイから倖田來未に差し替えましょう、という会議をした結果の判断だったか!?
映画に共通する、“続編はほぼつまらない”というのがゾンビ映画でも当てはまる。
上記に挙げたゾンビものの続編は観てはいけない!まあ、バイオハザードだけは2も3もそれなりに楽しめるかな。
しかしオレは、11/10公開のゾンビ3Dに多大な期待をかけている。だから最近は、ドンキホーテの店内に流れる替え歌が、頭の中で鳴りやまないのだ。
ゾンゾンゾン♪ゾンビ~♪