携帯電話が鳴った。見慣れぬ着信番号。電話に出てみた。
「わたくしハシモトと申します。ヤマダ部長でしょうか」
「いえ、違います」
「あ、失礼しました」
ただの間違い電話だったが、電話を切ってすぐに思った。
間違い電話であることを伝えず、知らない相手とどこまで話しを合わせられただろうか?という軽いイタズラ心だ。
電話を掛けてきたハシモトさんは、その口調からしてヤマダ部長の部下、もしくは下請けの取引先と思われる。上下関係はハシモト<ヤマダ部長だろう。
だからオレがヤマダ部長になりきって少々ニセモノくさくても、ハシモトさんはヤマダ部長に大きな態度で突っ込めないと思うのだ。
今度ハシモト君から電話が掛かってきたら、いきなり電話ごしに怒鳴ってみようかな。
「ハシモト!とんでもない事をしてくれたな!」
「えっ!?もしかして例のプロジェクトの件ですか」
「そうだ。最後の最後で
ちょんぼしただろう!?」
「ちょ、ちょんぼ・・・」
「その大失敗で、先方は取り引きを中止すると言ってきたぞ。君はどう会社に責任をとるつもりだ!!」
「えええっ!!ほ、本当ですか!?」
「明日、本社まで飛んでくれるか?社長にじきじきに顛末書を書いて届けて欲しい」
「明日、ロンドンの本社にですか!!?」
ぷっ(笑)海外だったんだ(笑)
「そう、それか辞表をデスクに置いて社を去れい!」
「そんなあ、部長~(涙)」
それか、セクシャルハラスメント容疑をハシモト君に着せるのも面白いかもしれない。
「ハシモト、この前の会社の納涼会では、やってくれたな」
「えっ!?」
「お前、えっ!?じゃないだろう。部署にいるあの子の事だよ、ほら新卒で入ってきた子だ」
「白石の事ですか?」
「そう。彼女、オレに泣きついてきたよ。お前にしつこく誘われてキモかったってね、どう責任を取るんだ」
「・・・」
「彼女、セクハラで訴えると言っているぞ?」
「ヤマダ部長、彼女はその飲み会には来ていませんよ。っていうかアンタ、ヤマダ部長じゃないでしょう?」
「な、何を言うんだねハシモト!オレだよオレ、私はヤマダだよ!」
「さっきヤマダ部長が事務所に戻ってきたんだよ」
「・・・」
「誰だよアンタ?」
「・・・じゃ、失礼しま~す(ガチャン)」
ちょっとした暇つぶしに、こんなイタズラいかがでしょう?
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-6024449"
hx-vals='{"url":"https:\/\/route4osor.exblog.jp\/6024449\/","__csrf_value":"d1a99b46e7b5fc47049f20a0931405a772b38ec08ae1fe6f19cb76043ff6f1b4b7cb2ae03c659d2a75fd1f2391c2794f70237e1bd62a27f802aa6cd1c077c86f"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">