神は信じない。
先祖の愛は信じる。
今ある自分は先祖のおかげ。
この世は苦しい事もあるけれど、楽しい事の方が多い事を知った。だから子孫は思う、ありがとう。
今を生きている自分も死んだら子孫を思うだろうから、先祖もオレを愛してくれているだろう。
お盆期間中は、先祖がこちら側に来ている事となっていた。実際は来ていなくて、ただお盆という儀式を盛り上げるための“こちら側”の迷信だとしても、この機会に先祖を思えたのはいい機会だった。
しかし墓参りを今年もしなかった。
実家を離れ遠くに住んでいるから、中々お墓参りは難しい。
それを先祖も分かってくれているとは思うけど、なんとかならないものか、この遠距離先祖想い。その対策を阻止するのは、お盆帰省が稼ぎ時のJRと航空会社か。
店舗に本店支店とあるように、お墓にもそういうのがあればいいなと思う。各県ごとに作るのだ。「○○家の墓首都圏分祀場」みたいに。
近くにそんなお参り場所があれば、お彼岸お盆には毎回先祖に手を合わせに行きたいよ。
それが可能なら、毎年お盆の時期に帰省しないたびに、
「また
足の無い写真が撮れちゃうよ」
と言われる事もないだろう。
最近ではお墓参りが困難な高齢者のために、
インターネットお墓参りなるものがあるようだ。
そのうち慶弔祭事、なんでもインターネットで済ませられるようになりそうだ。
ネットで相手を探してネットで結婚式。
ネットでお通夜&お葬式にバーチャル参加。
ネットの配信動画で親の死に目を看取り、メールで「お父さん死なないで、がんばって」と送信。
楽チンで便利で希薄な近未来だな・・・