部屋の構造的に、関東の冬の方が寒く感じる。
青森の冬は関東に比べたら極寒だ。沖縄出身の友人に、
「青森ではバナナで釘が打てるし、鼻水も凍る」
と言ってみたら、真に受けていた。そこまでではないが、北から出てきた者にとって関東の冬は暖かい方だ。
しかし、それは外の気候である。青森の冬、外は寒いが室内は暖かい。家の作り自体、寒冷地仕様の壁で出来ているからだろう。
実家に帰れば、冬であっても室内にいる時は常に半そでか薄着だ。
ところがどうだろう、こちら埼玉の室内は。いくら暖房を付けても暖まらない。会社の事務所も然りで、暖房を付けつつもコートを着ている人もいる。
冬、外に出て寒い思いはしたが、室内で寒い思いをした事は、埼玉に来てからだ。
しかしながら小学校、中学校のときは、体育館がめちゃくちゃ寒かった。体育館の壁は寒冷地仕様ではないようだった。
冬休み開けの始業式や、卒業式の練習などが最高にイヤだったな。バズーカ砲みたいな業務用ストーブがたまについていたが、気休めだ。
小学校の時冬の体育で、縄跳びの縄が冷えた耳たぶに当たると激痛だった。
埼玉の冬は、室内で言えば青森よりも寒し。
外と室内の寒暖の差は、結局青森も埼玉も同じ差であるという事か・・・