“観たよ。ルナチー、マックのCM。すごかったな、あの再現”
メッセージの最後にはスタンプも顔文字もないが、その余白がYOSHIKIらしかった。
リュウイチはスマホを見たまま、ため息をつく。
「RYU、観たよ。お前ら派手にやったな。ROSIER、チッチッチぃバーガーにサンドするとは」
「最初聞いた時はこっちもびっくりしましたよ。でも悪ノリじゃない。ちゃんと伝わると思って、やってみました」
「俺、また緊急帰国したよ。『ダンダダン』。あれ、ほとんど『紅』じゃないかって思って。しかも“林”って、うちのこと言ってんのかって思ったんだよ」
「記事見ました。あれは気持ちわかる。だって兄さん、自分の名前も、親父さんのことも全部、音楽に閉じ込めてきた人だから」
「でも世間は言うだろ。細かすぎとか、神経質とか。カレーが辛くてキレるとかさ、俺だってそんなつもりじゃないのに」
「気にする必要ないっすよ。俺たちは今回あえて笑われるほうを選んだ。ROSIERをマクドナルドで歌って、バンズとメロディをサンドしたんすよ。兄さんに教わった、やりきることの美しさ。HIDEさんだってエックス入っていきなりの出演で、元気が出るテレビには抵抗あったけど、ヨッちゃんのためだったって言ってたし、だから俺らちゃんとやったと思うんすよ」
「HIDEに学んだか」
「俺らは兄さんたちが築いたものに返したいって思ってる。それがルナチー、ダンダダン、引き継がせていくのが役目かと」
「・・・」
「知的財産権を主張する、そんな独り占めでいいんでしょうか。我らがYOSHIKIの作ったものは、うちらも含めヴィジュアル系バンドの憧れなんですから」
尊敬しすぎて真似したくて、近寄ってもいいですかって事ですよ。
「兄さんが苦しいのもわかる。笑ってくれたら、俺たちもっと救われルナって」
「俺も、笑えるようにしたいよ。まだちょっと、(傷の深さが大きいからさ)時間はかかるけど」
「ゆっくりでいいんです。俺たちは兄さんのエクスタシーな背中を見てイマがあります」
電話を切ったあとリュウイチはROSIERを口ずさんだ。
「揺れて揺れてイマ心が、ヨシキさんとは距離を置きたいこの揺れ動く気持ち」
あの人、やっぱり最近変。
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