ニャンカップの容器を割ってしまった。先日の朝に水を飲み、洗った後に水気を切る時、思い切り蛇口にぶつけたのだ。
グラスではなく「容器」とは、もともと静岡の地酒が入っていたものだから。
捨てるのも勿体なく、何だかんだで引っ越す前から六年ほど使用。
朝にちょっと水を飲む、そんな時はニャンカップだった。さすがに夕飯時にこれは使わないが。
普段使いに便利で、元々容器だから頑丈で使うのも気楽、山崎パンの皿のように、結局最後に生き残るタイプの食器である。
父親も、ひな祭りの時の甘酒の容器で熱燗を飲んでいた。妹はもう大人になっていた。