昨日朝にどうやら体が熱いという事で、いや、オレは元々基礎体温が高いのだが、とりあえず計ってみたらと促され、結果は36.9度だった。
まあぎりぎり平熱か、でも通常よりは高いのかなと思い始めたら、やはりいつもと感じが違う。エアコンを24時間つけっ放しの台所は常に快適な温度設定なのだが、寒いのだ。
あきらかに寒気であった。近所のイナゲヤへ買い物に行き、猛暑にあって店内は涼しく気持ちいいものだが、寒くて寒くて早く外に出たいと思った。
帰宅後再度熱を計ると、37.8度と立派に発熱をしていたのである。すぐにベッドへ横になった。カーテンを締め切り部屋を真っ暗にして安静にしていた。まだ昼前の事であった。
そして熱は上がり続けた。38.8度まで上がるともう動けない。トイレに行くのも困難を要する。体中の関節がきしみ、布団の中でうーうーとうなるしかなかった。
夏の高熱はきついと思った。エアコンのついた部屋は暑いのか寒いのか分からない。体感温度に狂いが生じるのだろうか。冬であれば布団をかぶって汗が出るものだがそれも無し。
16時くらいが一番きつかったが、献身的な看病のお陰で、とくに脇下のアイスノンが気持ち良く、すーっと眠りに誘われたのが奏功したのか18時頃にはピークも去り、なんと平熱になったのである。普通に歩けるようになり、同居中彼女と談笑できるまでになった。
しかし容体は不安定で、計る度に熱は上下していた。平熱まで下がったのは一瞬だけだったようで、その後は38度近くをキープだった。再度ピーク時に戻る事はないだろうとの確信は、体に感じてはいたが。
布団の中で読み途中の本を結構読めたので良かった。とにかく、不必要に動かない事が回復への近道だったろう。
風呂に入って体を温め、さすがにシラフで布団に入った。眠りは浅く何度も起きたが、体感温度も正常に戻ったようで何度も吹き出る汗を拭き、何枚か寝巻きのTシャツも替えたりしたのである。
発熱時は「動くな、食うな、寝てろ」が大原則らしいから、それを実行したから速やかな回復に至ったのだ。
しかしまだ喉も痛く朝は微熱疑いで再発を懸念、大事をとりうちで安静にしている本日である。