大人になると肉より魚ってあれウソだな。夕飯が魚だと最近、そこまでテンションが上がらない。
一時的なものかもしれないが、焼き魚・干物よりも、洋食を食べたい幼少期に戻っている最近である。
刺身もちょっとだけで十分、三切れ以上食べるともうきつい。大トロよりなら赤身が食べたい。魚料理の好みは、『焼き魚<干物<煮魚<刺身<西京焼<缶詰』といったところ。
子供の頃、毎日のように食卓に上がった焼き魚は、もういいやという感じだ。つるやの豚シソ巻きのように許容量を超えたのだ。
焼き魚はイヤイヤ食べていたのだから、いやな許容量越えだ。ハンバーグやスパゲティや焼き肉が食べたかった。
毎日毎日父親に合わせての食卓だったのだが、たまの父親外出で夕飯時に居ない時は嬉しかった。洋食が食べられるからだ。
決まって母親にはグラタンをせがんだ。オレにとってお袋の味は熱々のマカロニグラタンだ。いまも帰省時は必ず作ってもらう。
そんな魚地獄の幼少期を彼女に言ってみると、だからデブにならなかったんだよ、親に感謝しなきゃ!と言われるのである。
確かに、いまとは体型が異なっていたら、人生は大きく変わっていた。幸か不幸かどちらに転んでも、魚のおかげなのか。。
でもこれだけは付け加えておこう。藁焼きカツオの叩きだけは別格(笑)!