・ほ ほんとに二十歳?それうちらが二十歳に流行った曲RÖUTE初のライブは西荻窪のターニングで、昼の部だった。その企画は、30代半ばくらいのメタルサークル主催者、オオツカ氏が手掛けたものだった。
オオツカ氏も某バンドでベースを演奏予定だったから、お客さんの多くはそのサークルメンバーだったのである。オオツカ氏と同じような年代の人たちだった。
当時RÖUTEはL.A.GUNSのコピーがオリジナルより多かったので、30代の多くのお客さんに、感激されたのである。いい意味で時代錯誤なカバーで、30代にとってはタイムリーな青春曲だったから、ウケたのだ。
オレとB浪岡はハタチそこそこだった。にも関わらず、RÖUTEの客は当時、そんな年上の方々ばかりだった。