店長から「少し、電話大丈夫ですか!?」とメールがあって無視していたのだが、翌日にも、「度々すみません...少し、電話大丈夫ですか!?」とメールが届いたのだ。
仕方ないので「勤務中は出来ればメールにしてもらいたいんですが今なら一応大丈夫です。」と棒読みに返信すると、すぐに電話が掛かって来たのである。
いや、そういう場合メールにするだろ普通、と心の中で突っ込みつつ電話に出たのだ。
今月も知り合いがゴールデン街でやっている店の手伝いに行くから、よかったらバンドのチラシを持って行って配ってあげる、との事だった。
もういいよ・・・と心の中で思うも「女の子にも何人か配れると思います」には勃起した。
オレのブログで店(スポーツバー)を知り得て来た客にも、バンドのビラを配ってくれるとも言うのだが、そもそもバンドに興味があれば直接ライブに来るわけで、わざわざ店を通してライブに来るというのも無いと思うのだ。
でも「店の客」という立場なら“副店長”から、ライブにも来てくれた事を接客にも近いノリで迎えてくれる事を期待する?いや、そんな物は不要で、ライブに来てくれた客は誰でも、本当に心から喜んで迎え入れている。
実際オレに会ったら冷たくあしらわれるんじゃないか、という不安があるのなら、ブログでバンドを知り得たとか、ブログのファンです、と告知しなくたってオレには分からないし、電柱の影からじゃあないが、黙ってライブを観て帰ればいいわけで、やはりどこぞのバンドのビラだけでライブに来る、という可能性は0に近い。
ましてや可愛い女の子?無理だろう。勝手に妄想して勃起するのは楽しいが。
そして店長からの電話目的は、やはりそこではなかったのだ。
飲み&ロシア仲間のキョータロー氏を店へ連れて行った時の会話を覚えていたらしく、
「湊さん、来月ロシアへ行くんですよね。来年ロシアでワールドカップがあるので、色々関連グッズが出ていると思うんですよ、買ってきてくれませんか。もちろんお代はお渡しします」
「・・・」そういうのは前金だと思うのだが。
なぜ他人の為のものを探しながらの海外旅行をしなくてはいけないのだ。
いや、店に冷める前、副店長とおだてられていた時のオレなら喜んでやっていたのだろう。
いまは、無理。
まずは「女の子」という人参をちらつかせて自身のお願い事を通そうとする。これって関西的お願い事の常套手段だろうか。どーでもいいが。
※率先してやっていた「店作り」に冷めた理由はこちら
※店に貼ってもらっていたRÖUTEのビラを撤去された理由はこちら