きもいおっさんから言われたらセクハラだが、かっこいい人からのそれは、甘い誘惑である。言霊というのは確実にあって、人によりけりなのだ。
何も相手に伝わらないくらいならまだましで、ぎゃー!っと拒絶されたら最悪だ。拒絶を相手に与えてしまうかもしれない勘違いで、自分をアピールするほど寒いものはない。
例えば自作のポエムの垂れ流し、などである。いや、かの詩人、石川啄木ならいいのだ。お前がやるかよ、という失笑に気付けと言う事だ。
オレも色々ここで書いているが、一応読まれているという事は、垂れ流しではないのだろう。好きの反対は嫌いではない。拒絶の後の、無関心である。
好きの反対は「嫌い」ではなくて「無関心」 2016年 04月 12日
前置きが長くなったが、忌野清志郎が歌う「雨上がりの夜空に」という曲があるのだ。命日が近かったから、最近ラジオで流れていたのだが、すごい歌詞を書くなあと、いつも思う曲である。
ご存知、このような、にやりとしてしまうエッチな歌詞なのだが。
「雨上がりの夜空に」歌詞
忌野清志郎だからいいのだ。とくに、
『こんな夜にお前に乗れないなんて』
『こんな夜に発車できないなんて』
の部分、ぎり桑田佳祐くらいかなと。福山雅治でもなんかちがう気がする。
サンボマスターじゃ、世の女性はどん引くだろう。現に彼女に聞いてみたら、
「ぎゃーっ!!」
と言っていた。