帰省していた去年のBBQ中、家事で中々席に着けない母親の為に、確保していた焼き鳥を焼いていた。
正肉と皮の串をばらし、もう少し長い串に刺し替え、とろっとして甘みのある南部ネギも鳥肉のあいだあいだに刺した、オレから母親への特別バージョンのネギマである。
それをじーっと見ていた姪がオレを見上げ一言、
「マザコン!」
ぷっと吹き出したのだが、
「マザコンの方がいいだろ、憎しみ合うより」
きょとんとしている姪だった。それを見ていた父親も、
「んだ」
と言っていた。
息子は基本、マザコンだ。いつまでたってもママは恋しい。父親だって去年母親が亡くなった時には酒を飲んでは泣いていた。一週間後に甥が生まれて少し元気を取り戻したが。
オレも母親が死ぬなんて想像もしたくないし、立ち直るのに時間が掛かるだろう。
前置きが長くなったが、今朝見た夢なのだが、母親が出てきたのだ。そして決まって設定は高校時代であり、母親は40代と若くなっている。
登校をする朝、オレはネクタイを巻いている。制服を着るのは久々だな~20年振りくらいかなと、年齢設定はいまのオレなのである。いま38歳のオレが高校時代のオレに乗り移った感覚。
久々の事で、オレは黄色いネクタイを巻いていた。八戸西高のネクタイは深緑である。間違えた!と巻き直そうとするもネクタイが見付からない。
遅刻しそうで焦りながら母親に、どこにある?と聞くと、
「水着入れの中じゃないの」
と、つっけんどんな返答。どうやら昨日、オレは白浜か金浜で学校帰りに(実は行かずに)泳いで来たようだ。
水着入れの中から海水パンツやバスタオルと一緒に、くしゃくしゃになった深緑のネクタイが出てきた。
さすが母親は家の事をなんでも知っているな、この前帰省した時もそうだった。などと高校生のはずのオレが去年の事を感心している時点で、夢にありがちな時間軸の滅茶苦茶だが。
夢の中では上手く走れないように、ネクタイも思うように巻けなかった。これは遅刻だ、お母さん車で苫米地駅まで送っていって、と訴えるも母親はイヤよ(またそのまま海へ行くんでしょう)と涼しい横顔を浮かべ、淡々と朝ごはんを口に運んでいるのだった。
そうだ、オレは電車の時刻をそもそも知らない。知っているわけないだろう、20年振りの登校なのだから!と脳内で半切れをしていた。
母親が、新聞に時刻表が載っているんじゃないのとまた棒読みに言うので、デーリー東北を開く・・・ここで目覚ましが鳴った。
オレの夢に出てくる母親はなぜかいまの母親ではなくて若くなっている。時代設定が高校時代なので、それに合わせてオレの脳が当時の母親を構築して見せてくるのだろうが、どうしてなのだろう。当時の母親に謝りたいのだろうか。
高校時代は担任との三者面談で母親が泣いてしまうくらいだったから、その罪滅ぼしが夢に出てきてしまうのかもしれない。
今度夢の中で始終冷ややかな40代の母親に、当時の事を謝ってみよう。20年前の事だが、夢の中の母親には最近のオレの素行を。
現実でも夢でも、母親の悲しげな顔は見たくない。
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