昨日はHUSH吉田師匠のおわす、ギター道場に修行へ行っていた。
修行終了後に師から、
「飯食っていくか、飯あんだよ」
と言われたので、
「あ、はい」
すると、
「はい、ポークステーキ」
聞くと、奥さんが用意してくれていた夕飯であるとか。
「あれ、師匠は召し上がらないのでござるか?」
「うむ、我すでに食せり」
さらに師に確認すると、
「さっき我慢できずに池袋で牛丼食っちゃってさ、家に夕飯用意してあんの知らなくてさ、そのあと団子も食っちゃったしさ」
「だ、だんご・・・」
先週、師は体調不良であったので一週間先延ばしとなった昨日の修行であった。食欲も戻っていたようで良かったと思った。
なので遠慮なくそのポクテキを頂いたのである。
「うまいっすね」
すると師匠はいつものドスの利いた声で、
「だろう。女はなあ、セックスが上手いだけでもだめだ、顔がいいだけでもだめだ、やはり、料理のうまい女に限る」
「な、なるほど」
「セックスは毎日するものではない、しかし、ご飯は毎日」
た、確かにおっしゃるとおり・・・
さすが師の言葉はドーンと来る。重みがちゃうシェスク。