打ち込みたいようなバンドが決まって、ホントに嬉しい。
去年は3バンドも掛け持ちしてたのに、相次ぐオレへの解雇通告や、自身のバンドのメンバー不在などが理由で、10月から全く活動をしていなかった。
でも昨日、理想的で輝きを放てそうなバンドに出会えたので、まずはホッとしている。
一人でもギターのスキルUPは、怠るはずはないけど、当面の目標がないままに家でシコシコ弾くのも少々虚しかったから。
オレはギターオタクじゃないし、イケてると思えるバンドがあって、そのバンドの音がカッコ良くなるように、どんなギターの切り口で挑めばいいのかと毎日苦悩し、そこに貢献してこそ、使命だと思っているので。
歌うVOによっても、色々音色を変えたりとか、コードフォームを同じキーでもこっちの方が歌が引き立つかなとか、そういう創意工夫を毎日したい訳なので、バンドが無いとやっぱりダメだ。
高校3年生時のオレの中に黒い悪魔が降臨してから、全てはROCKが中心になった。ROCK以外は全てアンリアル。誰もが話し掛けるけど、信じられるのは心の叫び。
だからバンド活動が出来なかった去年10月から昨日までは、自分の存在価値すら薄らぎかけていたように感じる。
遠い故郷を離れて首都圏に移住した意味、髪の毛を腰まで伸ばしてる意味、生活の為だけに刺激の無い社会に身を置く意味。
薄らぎかけていた、自分にとっての色々な意味が、バンドによって濃い色を取り戻したような。
つまらん社会に居ても、バンドを首都圏で成功させるため、と考えれば、生活態度も変わってくるはず(うーん、嘘かも)少なくとも、去年10月から感じていた日々の生活の苦悩はなくなるだろう。
日々の苦悩とは、「オレはこの一般社会生活をする為に田舎から出て来たんじゃないんだぞ」的な感情・・・
自分が追い求める事が上手く運んでいると、色々な面で運気が上がるような気がする。