昨日は首都圏に久々の積雪だったが、高校時分 IN 青森を思い出した。
青森の人間以外は知らないだろう。三戸や八戸など南部地方の太平洋側は、雪が少ないという事に。
青森全域が豪雪地帯だと思っているのは、きっと青森県人以外の日本人全員だと思う。アフリカ全部が砂漠ではないのだ。
だからたまに雪が多く降ると、八戸線でも電車が大幅に遅れたり運休になったりした。
雪の多く降った高三の某日、友人のマモルと朝、
苫米地駅へ行くと、電車が来ないのだ。
ああ、これは雪の影響で数時間は遅れているなと即断。マモルと顔を見合わせ、“仕方ないから”、
「風呂行くか」
駅から徒歩5分の
バーデハウス福地へ。
八戸線が見える露天風呂につかりながら、いつ復旧するのかな~と、ぼんやり一面雪の田園を眺めていた。
すると、意外と復旧は早く、風呂に浸かって数十分でオレたちの乗るはずだった電車が通り過ぎたのだ。
湯船に肩をすぼめ、マモルと顔を見合わせたのは言うまでもない。
先生に言うはずだった、
「雪の影響で電車が大幅に遅れまして・・・」
はもちろん通用せず、
「お前と同じ方面から来るやつ、みんなもう来てるぞ」
と突っ込まれた。そして、
「なんかお前、いい匂いするな」
と言われた。
目の前を電車が通り過ぎた時、もう笑うしかなく、しっかりと温泉を満喫してから出校したのだ。懐かしいな。
学校さぼってゲーセンではなく、露天風呂ってところがいいでしょう?・・・(笑)
そうそう、こんな感じ↓