やはり天皇陛下の存在は偉大だと思う。
例えば古代中国などで政権が転覆すると、国が丸ごとひっくり返ったと思うのだ。
しかし日本では例えば戦国大名の豊臣家が天下を取っても徳川家が取っても、もっと昔で言えば源氏や平氏が覇を競っても、結局は天皇の統治する国という枠内から逸脱する事はなかった。
政権は変われど国は天皇の下に一つである。それが日本であると、改めて思った。
幕府を開くにも朝廷(天皇)にあいさつに行くわけだし。(あいさつじゃちょっと軽いか(笑))
TVで水戸黄門が天皇家に深々と頭を下げるシーンがあったが、あれは衝撃的だった。そうか、これが日本の構図か、と思った。
天皇家の前で印籠が出るというシーンだったが、全員がひれ伏す中で天皇家は直立不動、黄門様は悪者を諭したあと、一部始終を見届けていた天皇家に深々と頭を下げたのである。
我々幕府やらせてもらってます、みたいな感じで。
幕府などの権力を許可するのは天皇である。たとえそれが形式上のことであっても、それが美しき秩序なのだ。
だから幕府が倒れたり政権が変わったりしても、天皇がその上に君臨している事によって、日本が丸ごとひっくり返るほどの混乱に陥る事はなかった。
これこそが天皇の、とんでもない力だと思う。
天皇が今までの日本のようにもっと力のある存在だったら、現在の秩序の乱れみたいなものも無かったかもしれない。
天皇の力を戦後大幅に削いだのは、GHQだった。米国に日本人が追従するように、天皇の力を削いでおく必要があったからでは。やはり日本を乱す諸悪は、米国である。
天皇陛下の一体全体なにがそんなに凄いのか。探求すると色々見えてくるね。
天皇陛下あってこその日本 1
天皇陛下あってこその日本 2
天皇陛下あってこその日本 3