昨日、入間の
コストコへ行って来た。
コストコとは会員制の倉庫型店舗である。発祥はアメリカであり、店内もアメリカ風。ホームセンターのアメリカ版といったところか。4千円も払って会員にならなくては中に入れないので、未知の領域である。
仕切りのない飛行機の格納庫のように巨大な倉庫。売っている物も小分けではない。
例えば板チョコは10個からとか、詰め替え用シャンプーは2リットルからとか、肉は30キロからとか、とにかく一つ一つの商品がまとめ買いなのである。店内に置かれているほとんどのものは「商品」というよりも、「物資」に近い。さすがはでかい国、アメリカ!って感じなのだ。
しかし日本の文化に合っているかは微妙。大家族にはいいかもしれないが、オレのような一人暮らしにはマルエツのほうが合っている。
それに、劇的に安いわけでは決してない。利用者からの4千円もの会費で実現可能な破格を期待するとガッカリする。なんのための会費なのかちょっと疑問である。酒なんかは
ヤマヤのほうが安い。
なので昨日をもって会員からの脱退を表明したのである。脱会すると4千円が戻ってくる(入会一年以内)ので、アメリカ企業のわりに良心的だ。
店内で売っているオニオン&ピクルス掛け放題、ケチャップ&マスタードも掛け放題のホットドッグが安くてうまかった(ドリンクバー付で200円)アメリカっぽ~い毎日食べたら体がバカになりそうなエグさ!
有料会員制のコストコで劇的に安いのって、このホットドッグくらいに感じたのはオレだけかね?
まあコストコは、4千円でアメリカ気分を味わえると思っておけば、楽しめるのかも。
しかしほんっとに、アメリカのものって買う物がないと改めて感じる。自動車をはじめ、
実体経済はきっと破綻しているだろう。自分の回りを見渡しても、アメリカ製のものって
レスポール(ギター)くらいだもの。
武器くらいしか輸出できないから、需要(戦争)を捻出するんだなあアメリカって。