八月六日 田母神氏の「原爆の日」講演に広島市長が「待った」
唯一の被爆国に生まれた日本人にこそ、核廃絶に説得力があると思う。それに使命感すら感じない日本人は、日本人に生まれた価値は無い。
核を持つ事は中国や韓国など、近隣の国と摩擦を生む。近隣との関係がこじれれば、やはり同盟国アメリカ様に日本は頼らざるを得ない。
核武装だとか反中反韓を騒ぐ裏には、この構図を継続させたい側の圧力があるという見解に共感している。
核をどこから買うんですか。アメリカでしょ?
結局、高額な核兵器を日本に買わせたいアメリカの営業マンなのだ、田母神氏は。
ここにも敗戦国日本に立ち込める、見えない暗雲を垣間見てしまう。
核兵器を持つか持たないかで「国際的な発言力が全然違う」という氏の、核をもって核を制す、いわゆる『核抑止論』であるが、全くもって無意味だろう。
今まで何回も核兵器を使うことを検討した戦争は、実際に存在する。それをいつも押し留めたのは、被爆者たちの粘り強い訴えであったはずだ。
唯一の被爆国に生まれた日本人にこそ成し得る、訴えによる抑止力。それを自国を愛する日本人だったら継承すべきなのだ。
8/6に広島でそれを破壊しようとする田母神氏の行為には、絶対に反対だ。
これでも見て勉強しろ、このアメリカの回しもんが。
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