昨日たまたま、とんねるずの食わず嫌い王決定戦を見る機会があった。
長澤まさみなる女優が出ていたのだが、対戦相手が持ってきたおみやげのロールケーキを見るなり、
「私、生クリーム食べられません(だからそのおみやげは食べられません)」
と言ったのである。
好き嫌いの多い人というのは結構いるが、この場でそういう自己主張ってどうなのかと思った。別にうんこ食べろと言ってるわけではないのだ。
せっかくのおみやげを、ここでは生クリームが苦手な事を伏せて食べるべきだった。そういう演技くらい出来ないのか、女優ならよぉ~。
いや、女優うんぬんじゃなくそれが大人の対応だろう。
アレルギー体質というなら仕方ないが、食べられない事を口に出す必要性は全くないのだ。
「好き嫌い自己主張かっこいい」であると勘違いしている人間が、最近多くないか?と思うのだ。こだわりを持って生きる自分かっこいい、みたいな。
宗教的理由とかベジタリアンであるとかそういう信念がある以外、食べて体に変調を来たす以外、出されたものを食べない行為は、マナー違反に思う。
そんなこだわりはかっこよくないし、ただのわがままを貫こうとしてどうするんだ?
ああ、飽食の時代にあって究極のわがままと言えるなあ。きっと
もったいないお化けもそう言うはずだよ。
オレ?オレは好き嫌いが全然ありません。
強いて言うならゴーヤが苦手だけど、もし沖縄の友達がそれを振舞ってくれた時に、「食べられません」と主張する事はない。
おお、タイムリーな記事が!↓
「飽食の時代」という言葉が流行語のように・・・
デーリー東北 今日の天鐘(2009/06/19)