田母神(たもがみ)氏発言をもう少し考えてみたい。
自衛隊が生まれたのは、日本国民の反発感情からGHQを守るためだったという裏があったのは本当だろうか。自衛隊の本質がそんな所にあるならば、田母神氏発言問題の捉(とら)え方も、また変わってくるだろうか。
諸外国に追い込まれて始めた先の戦争だったとしても、日本が勝とうとしたのは事実であり、それに負けたからといって日本は悪くないというのも違うだろう、という見方もある。
それにはなるほどと思った。自由の名の下アフガンイラクに攻め入っているアメリカとなんら変わらないと思うし、日本が現地の人の怒りを買ったのもそれと同様だったと思う。
靴を投げられたブッシュとそんなに大差無いのではないか。正義のための戦争なんて全てきれいごとだ。
靴投げゲーム
それ以前に核兵器否定をしないところで田母神氏はダメなおっさんと言わざるを得ない。無条件でダメだからダメなんだという最たるものがこの核兵器だと自分は確信している。
唯一の被爆国に生まれた日本人こそ核廃絶に説得力があるのに、それに使命感すら感じない日本人は日本人に生まれた価値無し!くらいにまでオレは思っている。
核を提供する側の元締めって誰なのかといつも思う。そこに巨大な利権があるはずなのだ。
だから北朝鮮の脅威は大国(を裏から動かす巨大勢力、ようは元締め)に捏造されているという事実は、本当だと思う。
ミサイルが飛んでくると恐がらせて日本に迎撃システムを買わせている疑惑。
車も作れない国に核を作る能力は絶対に無いはずだからだ。きっと北朝鮮の核は、アメリカ製だ。
そんな悪の枢軸アメリカ(まあアメリカも裏から操作されているのだからある意味被害者だと思うけど)も金融破たんで今はそれ所じゃなくなったからテロ指定解除したのだとか。
北を捏造させておくにもお金が掛かるわけで、大国からテロ指定解除されれば国際銀行?から北は援助を受けられるようになる。そんな理由だという説があり、きっとそんな事情だろうと自分も思う。
全体の平和(調和?)のためには必要なのです、というのを隠れみのに、核兵器は元締めのただの「金のなる木」ではないのか。
田母神氏も自衛隊の核兵器所有を否定しないという事は、そういう態度をとることによって元締めから謝礼でも入るのではないかと疑うのである。
そう考えれば核兵器はダメだからダメというよりも、ふざけるな!である。あんな恐ろしいものを容認する1%の理由も無いはずだ。
ジャイアンの脅威におびえるのび太が、ドラえもんに多額の金を払って助けてもらっている。しかしドラえもんはジャイアンと手を組んでいて、その金を二人で山分けしている。そんな状態なのではないか。
言うまでもないが核兵器がジャイアンで、味方のふりをしているドラえもんがアメリカで、のび太は日本である。
田母神論文問題【ROUTE・G DRIVE AFTER DEATH】