無駄遣いしている訳ではないのだが、なかなか貯金が増えない。
月末に貯金(残高とも言う)が0になる事はいつもである。タバコもやめたのに、たいしてそれが功を奏している感覚はない。
やはり原因は酒か・・・
もちろん高級店なんかじゃ飲ま(め)ないし、その店の安い日にちを狙って行くし(行きつけ居酒屋なら日曜か月曜日)、家での晩酌は4リットル焼酎だし、贅沢はしていないつもりだ。なのになぜ貯蓄は増えぬ!
貨幣制度反対。
すべての人間がただ働きをする社会を希望する。
金を稼ぐのが人間の仕事ではない。世の人々が必要としているものを満たすために働くのが、人間本来の仕事である。
世の人々を満たすために自分には何が出来るのかを考え、それに準じた行動をするのが本来の仕事なのである。それがこの世に生を受けた人間の、存在意義ではないだろうか。
原始時代でも人は誰もが仕事を持っていたが、それはお金を稼ぐためではなかった。
金を稼ぐため、つまり生活を成り立たせるために仕事をするのではなく、世の中の役に立つために仕事をする。そんなふうに人々の発想が根本から変わればいいのにな。しょせん恐れ残高に生きる貧乏人のたわごとか?
そうなれば自分のやりたい仕事を自由に行えるという事になる。生活費を稼ぐために望まない仕事をやらなくてもよいのである。
遊んでいても生活が成り立つという理屈になりそうだがそうではない。誰もが遊んでばかりじゃ社会自体が成り立たないからである。社会を成り立たなくさせる行動は誰もがしない社会が理想の社会だろう。
歌の得意な人が街で歌をうたい人々を楽しませればそれだけで立派な仕事になる。力もちの人が駅や道路の階段で人々の手荷物を運んであげればそれだけで立派な仕事になる。そこに貨幣は必要ないのだ。
そんな世の中になれば貧富の差は生まれないし、好きな仕事が出来るし、金絡みの犯罪、自殺も起きないし戦争も起きないだろう。
それが分かっていて継続させられる貨幣制度は、存続させている側が常に潤うというカラクリのもとに、今後も庶民に課せられ続けるだろう。
結局庶民は金の奴隷の前に、そういう見えざる権力の奴隷という事だ。踊らされ、黒焦げだ。