「私は癒し系です」
と、自ら名乗る人間がいる。疑問である。
よく、大自然に癒されるとか、ワンコを抱いて癒されるなどと言うけれど、それに触れた人間が勝手に癒しに感じているに過ぎない。
別に自然も小動物も人間を癒そうとして存在しているわけではない。やはり人間は地球において、ここでも自己中心的である。
たとえば自分ならギターの爆音に癒しを感じるが、好きではない人にとっては騒音でしかない。何に癒されるのかも人それぞれ違うのである。
だから癒しキャラを名乗るのは、押し付けがましいのである。
自らが可愛い小動物に成り代わったり、恐れ多くも大自然のように、私は癒しを与えられますと豪語するのは、ほんとか?と、疑問を持つ。たとえほんとだとしても、人によっては癒される対象に個人差があるのだから、万人を対象として「私は癒し系です」という自己紹介は、無意味だと言いたい。
自分も攻撃的なロックで行きたいと思っている。攻撃的なもので癒される奇特なかたには良いと思うが、Vギター以外の部位に癒しを感じられる事には、どうも反発してしまう。
だから口にとがったピアスを付け、夜でもサングラスをし、周囲を威嚇する行動に出ているのです。
そして時にいやらし系になり、癒しの部分を隠匿してみ・た・り。