「親切」という言葉は、相手に優しくしたり思いやったりする言葉なのに、親を切るだなんて恐い。
「大切」という言葉も、大切なものを大きく切るだなんて恐い。
「愛人」も、愛する人なんて素敵な言葉なのに、聞こえの悪い意味に転じる。
「目玉焼き」なんてゾッとする。
目玉を焼いて食べるのは、ハンニバル・レクター博士か地獄の鬼ぐらいだ・・・
「必死」も、必ず人を死に追いやる方法を考えると恐い。必ず死ななくてもなにか別の良策があるはず。
恐い漢字と少々ニュアンスは違うが、日本語の漢字が中国語では意味が違ってくるものが結構あるという。
日本語の「挨拶」は中国語では「拷問」を意味するらしい。「愛人」は意味そのままで「愛する人」を意味し、日本で言うところの聞こえの悪さはないようだ。
その言葉の発音が、海外で異なる意味にとらえられるのは良い場合と嬉しくない場合があるだろう。
たとえばフセイン大統領の息子は「
クサイ」だった。体臭がひどかったかどうかは不明。プーチンも、ぷっちんプリンが好きだろうか。冗談はやめてくれジョーダン。
「ミナト」の発音が海外では卑猥な意味や悪い意味だったら、その国の人にそれを笑われいじめられるだろう。変な意味じゃなければいいなあ・・・
海外に行って自分の名前を述べたときに、現地の人が、
「ぷっ」
と吹いたら、アナタの名前は現地の言葉で○○かもしれない。
外国でおかしく聞こえがちな名前