飲み仲間スギハラ氏が店長を勤める不動産屋の部下が、インフルエンザで仕事始めから休んでいるとの事だった。
どこの企業もいまやそうだと思うのだが、人件費をぎりぎりでやっているのである。スギハラ氏の職場も例外ではなかった。
一人が休むとそのしわ寄せはもろで、しかも年末年始の連休明けだった為、本当に大変だったようだ。
その部下が昨日やっと出社したらしいのだが、その態度に切れたと言っていた。
まず朝にスギハラ氏が出社すると、部下のノマタさん、椅子を立ちもせずくるりとスギハラ氏の方を向き、「すみませんでした」くるり。だったとの事。
そこでまずキレたのだが一旦はぐっとこらえ、胸に押し込んでおいた模様。午前中はノマタさんに始終冷たい態度だったようだが。
そして昼休み、今月の有休を申請してきたノマタさんに、ついにぶち切れ、ライデインを食らわしたとの事なのだ。
ノマタさんは「こことここ休みます」と言ってきた模様。そこは、「休んでもいいですか?だろ!!これだけ休んでおいて!!」と。
ノマタさんは、インフルエンザは仕方がない事、休んで店長にしわ寄せが行くのは人を増やせない会社(もしくは不景気社会)のせい、そういう態度だったらしいのだ。インフルを理由に自分の仕事を丸投げて、無責任にも程があると。
確かに会社はダリーものだと思うが、自分のせいで誰かが大変な事を被ったとなったら申し訳ない気持ちになるだろうし、それは上司だろうがパートの主婦だろうが関係ない。いの一番、朝一番にその人の所へ行って頭を下げるだろう。そりゃあ会社が不景気で人が少ないせいだとは分かっていてもだ。
会社云々の前に、人と人同士の円滑な社会生活の為、自分の平穏ないつもの生活の為に必須だと思うのだが、どうやらノマタさんにはそれが欠如していたようだ。
久々に怒鳴られたノマタさんは目を潤わせておろおろしていたとの事。ライド・ザ・ライトニング!死刑!くらいの勢いだったか(笑)
事務所は終業まで、水を打ったようだったとか。想像できるだけに、こわ~っ、ぶるぶるぶるぶる。