なぜ今まで知らなかった。寺山修司じゃないか。
どの曲を聞いても、深いツボの底へ落ちていくようだ。
一撃ノックダウンだった!!和とロックの融合、すげえええ!!!!!!!
しかも、オレが生まれる前からの曲も多い。うちの親父と同い年だし!!
もう自分が衝撃を受けるような曲というのはおそらく無い、よって自分で作るしかない、だからオリジナルバンドをやめられないのだが、まさか出合うとは・・・
とりあえず全CDを聴いてみたいのだが、どれから?と思っている。上記宣伝動画の最新のBOXセットあたりからとは思っているが。
とあるラジオ番組で寺山修司の『田園に死す』のサントラ特集をやっていて、そこで掛かった曲、「和賛」、
『一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため・・』
という歌詞だったのだ。これは!!と思ったのである。
それで色々調べていたら、寺山修司の舞台音楽を一手に手がけているのがこの、
J・A・シーザーという音楽家だったのである。
なぜ今まで全く知らなかったのか!!同郷、青森県南部人が誇る三沢の寺山修司ワールドが、自分に、弩ツボだったなんて!
代表作の『田園に死す』なんて、舞台が恐山のふもと、まさしくオレが三歳まで過ごしたむつ市じゃないか。
ワジーもきっと知っていたであろうに、公言することは無かった。人間椅子の原型みたいな曲も多いのに!
寺山修司には言及していたが、同じギタリストであるJ・A・シーザーの名を、ワジーから知り得ていたかもしれないのに。津軽人じゃないから遠慮したのかな。
とにかく、高3でやっとギターに目覚めて、いままでオレは何をしていたんだろうと、全ての勉強を投げ打ってギターの練習に明け暮れた、それくらいの衝撃を感じている。
全力でJ・A・シーザー氏の楽曲を、これからの人生、聴きまくろうと思っている。