警察が違反者を囚える旨味、彼らにとっては囚旨(とらうま)かもしれないが、こちらは逆にトラウマである。
昨日も北朝霞駅前の、以前モスバーガーのあった場所の前で、一時停止をしない車を隠れて見ていたのだ。
その警察官の前をバイクで横切ったのだが、やはり緊張した。慎重にならざるを得ないトラップをクリアしたような感覚だ。
北朝霞駅前で二回ほど捕まっているので、トラウマになっている。
しかし旧モスバーガー前の『止まれ』の所は、しょっちゅう警察が張っている事を朝霞市民は周知だし、オレも完全一時停止を徹底していた。
本当に隠れて見ている前を、バイクで通ったのは初めてだったが。
なんだか挙動不審にキョロキョロしている警察官だったな。自分がしている事をまるで恥じているような。
見張っていたのは上からの命令か、罰ゲームだったろうか。雨の日に絶対白バイは出動しないように、昨日みたいな寒い夜に珍しいと思ったから。
何度も何度も言うのだが、本当に市民の安全を考えるなら、目立つ場所で赤色灯を回し、一時停止の徹底を促しているべきなのだ。
一時停止をおろそかにした車が歩行者をはねるまで、そこで隠れて見てるのかよ!
以前青森の田子でスピード違反で捕まった時、警察官に言われ愕然とした事がある。
「ここは通学路なので、スピードは出さないで下さい」
通学児童が事故に遭うまで、目立たないように隠れていると言う事だ。児童の事故死回避より、違反者探しの方が重要らしい。