時計をふと見ていたのだが、秒針ってこんなに速かったか?と自問した。
一年があっという間に感じる今日この頃なのだが、それを視覚で感じ、ぞっとした。
今年のカレンダーもあと三枚だし、本当に毎年毎年一年の終わる感じ方が加速している。
一生なんて長いようだが、気付いたら終わっているのだ。先日のライブ時に楽屋で色々話したのだが、浪岡も毎日そんな事を考えて生きているとの事。
生まれた理由とか、存在意義とか、生きる道とか、ちょっとくさい、RÖUTEでしか昇華出来ない歌詞を、常に考えているのか。
オレは青森県の南部町の某団地で、平穏に浮き沈みも無い生活を、過ぎ行く季節に任せながら終える一生は、選べなかった。
幸か不幸か浪岡も、オレがあの日、「今日からユー、ベースやっちゃいなよ」と言わなければ、こっちに来てバンドマンになる事もなかっただろう。
なんだか冬に近づいて寒くなってきたり、日が短くなってくると感傷的、というかなんだか寂しいというか、色々不安になって来るというか、そんな物悲しい気持ちになってしまう、おセンチな季節(笑)
今さら何をとか思うのだが。なにも不自由はしていないのに。
バンドは無理なく順調だし、金に困ってもいないし、家に帰れば鬼嫁はいるが、温かいご飯も待っているし、両親は健康で、朝霞に叔父と伯母も居て、本当に幸福な毎日なのにな。
季節だ、夏から怒涛のように移行する、季節のせいだ。がんばろう、オレ(笑)!
今年も残り3分の2!20~80歳は0~20歳と体感時間同じ 2016年 05月 01日