ヒロインの可愛さで許す度 80
監督がでしゃばり過ぎ度 80
意味難解度 50
総合評価 15点 (100点満点中)
冒頭は良かった。
森羅万象、八百万の神を人間がないがしろにし、鉄槌を食らう・・・
当然の報いである。
温暖化現象、異常台風、砂漠化。
よって水の精が人間に接触をはかる・・・
その壮大なテーマを主軸に展開させるかと匂わす冒頭。これは期待大だった。
象形文字風アニメに作り上げた、「風の谷のナウシカ」を彷彿とさせる、古代からの警告。
グレゴリ暦ユリウス暦クリニッジ時も関係のない“地球時間”を行使する森羅万象からの啓示を受ける現代社会の設定のこの映画では、それが到底受け入れられずに困惑する。
視聴者に投げかけられる分かり易い入り口。
しかーし!
①スティーブンキングへのオマージュ?
監督なのに、役者として出過ぎ。ちょい役なら粋だが。シャマランを探せ!も彼の監督作の楽しみだったのに。
②途中で、『アイデンティティ』のぱくりかと思った。
③CGを駆使して、クリーチャーは多用するな!この映画しかり他、ヴィレッジ、サイン。
④シャマラン監督は、シックスセンスの一発屋だと、ようやく気付いたよ。
もうこの監督の映画は観ないだろう。